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ヨーロッパに住むことを夢みつづけ、イギリスに住むことにした20だいこうはん、Millennialおんな。

壊すのに50分かかる自転車ロック

自転車ラブなわたし。

東京に住んでた時も自転車通勤で中野区を漕ぎまわってたわたし。

ロンドンに越してきて3日目にしたのは、自転車を探すこと。(新品自転車高いし、かわいい自転車が欲しかったので、gumtree-一般中古販売のサイトで、レトロなダッチバイク(オランダ産でママチャリよりもおしゃれにハンドル曲がってるかわいいやつ)を6000円くらいでゲットして1年ほど使いました。)

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家を引っ越すタイミングで念願の真っ黒の無デコレーションのクロスバイク(新品)を3万えんほどで買いましたが、4かけ月後には盗まれました。マンションの階段の踊り場的なとこ(住民しか通らないところで、洞窟みないなスポットがあって、雨にも風に吹かれても大丈夫な完璧スポットだったの)に、ロック2つつけて保管して毎日乗ってたら、ある日の朝、その洞窟にわたしの真っ黒くろすけイケメンバイクはありませんでした。ロック2つは切られてそこらへんにぽーいってされてて、言葉を失うってこういうことかって体験。

言葉を失って10分後ようやくしゃべる気力がでたので、王子(出会って1年半ほどになる素敵な彼です)に電話。王子は「申し訳ない気持ちでいっぱいだけど、正直驚いてないよ。室外にあったからには、(それからいろいろ話してくれたけど忘れた)」とのこと。改めてここは日本(安全)じゃないこと、外にあるものは全てみんなの物になる(盗まれる)可能性があること。王子と話して怒りの気持ちが起こる前にああこれがカルチャーショックってやつねと納得する気持ちがでてきて、わたしの脳内では次はどんな自転車を買うべきなのか話は進んでて、その日中に折り畳み自転車をgumtree(そうです中古です)で発見して、自転車を盗まれた二日目に新しいのゲットしたという、自転車がないとほんとうに生きていけないわたし。

 

その折り畳み自転車を家の廊下で大事に保管。(そうです。学びました。ここは日本ではないので私有物は全て室内に入れてカギを閉めてね) 出先でそとにとめなくてはいけないときどんな鍵のかけかたをするべきかというYOUTUBEのビデオを王子から見せられ、自転車保管マスターになったわたし。

 

その後、いろいろあって、長距離を毎日漕がなくてはいけなくなってしまったため+もう折り畳み自転車のノロさに耐えられなくなってしまったため、折り畳み自転車を中古サイトで売って、一昨日手に入れたのはこちら

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デザインが全然好きじゃないけど選べない月額型のレンタル自転車毎月3000円くらい

ロックとか備品ついてくるし、盗まれたら+6000円くらい払うと新しいの送ってくれるし、壊れたら家まで来て直してくれるし、(ロンドンではロックダウンがあったことと環境への配慮から”車じゃなくて、電車やバスじゃなくて自転車に乗ろう”的な政府のごり押しで、(政府から自転車買うための/なおすためのクーポンとか少し前に配られてたこともあり自転車乗り出した人が多すぎて自転車屋さんめっちゃ忙しくてアポイントとらないと直してくれないところが多い)

注文するとその会社のスタッフが家まで自転車もってきてくれて、試し乗りして、調整してくれたスタッフのお兄さん。「どこにとめておくの?」と聞かれ、「部屋の前の柵にとめるんだ。部屋の前だといっても外であることが心配だけど。前階段の踊り場においておいたら盗まれたからね」と答えると、「そうか、でも大丈夫。このロック壊すまでに50分かかるから、だれか壊すことをトライしてたら、音で気づけるよ。あ、盗まれそうだってね」

 

外にあるものはみんなのもの、自分ものを守りたかったら本気で守れ(対策をしろ)ということですね

壊すのに50分かかるロック

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