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ヨーロッパに住むことを夢みつづけ、イギリスに住むことにした20だいこうはん、Millennialおんな。

おパリの食事はプロフェッショナル

ロンドンに越してくる前、イギリスに引っ越すことをみんなに言うとイギリスのごはんは不味いんだってねーと何回言われたことかと思い出す。どの年代の人も口をそろえて言ってた。なう、わたしロンドン在住歴2年半。分かったことはイギリスのごはん(レストラン)の質が悪いんじゃなくて、イギリスで育った人たちの食に対する基準が低いということ(日本人と比べると低いということ)こちらに長く住む日本人の方からすると4,5年前からおいしいレストランが増えてきたとのこと。おそらくだけど、移民してきた人たちがその人たちの国の本物味を再現するようなレストランを立ち上げて、レストランの質がとても高くなってきたと勝手に解釈してる。日本食に関しては、相変わらず流行で三分の1は日本人がしっかり経営しているとこ、それ以外は日本がバックグラウンドにない人たちがそれぞれの気持ちで(流行りにのるためとか)やってるところが多い。

おパリで食べたものは全部おいしかった。やっぱりフランス人は食に対して求める質や、基準が高いと思う。ロンドンに来てであったフランス人の20代のおとこのこが、ロンドンの庶民スーパーで売られている素材食材(肉や野菜、乳製品)はすごく質が悪い。フランスの普通のスーパーで買えるようなものを買うには庶民スーパーじゃなくてグレードアップしたスーパーにいかなきゃいけないし、値段も恐ろしいほど高い。と言ってた。確かに、テスコ(たとえるならイオン)で買う野菜はとても残念なことが多い。牛肉を買ったら、その肉を調理する前に水につけて血を落とさないと、臭み?まあ強い味になってしまうと美食のトルコ人フラットメイトが言ってた。

※イギリスの庶民スーパー:テスコ(たとえるならイオン)→マークスアンドスペンサー(マルエツ)→ウェイトローズ(成城石井)

 

食に関してフランス人と日本人は似ているところがあると思う。味だけじゃなくて、お皿の使い方、お皿の盛り方、見た目も大事にするとこ、日本では板前さんという職があったり、フランスではパティスリーシェフ、ベーカーがいたりとそのジャンルを極めた人がいて、名前でレストランや店を出せるほどプロフェッショナルな人たちがいる。そんな環境の中で生きてきたからどの人も食に対して求める質も高いし、どんどん上がってく、それを満足させられるレストランがあるのも事実。フランス人が日本食を好きな理由もわかるなあと思う。ノートルダムの近くにジェラートを作ってるレストランがあって、そこに”yuzukochi”っていう味がおいてて、店員さんに「ゆずなんて人気なん?」ってきいたら「ゆずはフランスで今すごく注目されてるフレーバーなんだ」って(話をきいているうちにこの店員さんは”ゆずこうち”という名前がゆずの本名だと思っているように感じたけど、すごく興奮して日本食をほめてくれたので言わないでおいた。)確かにどこのケーキ屋さん行っても大抵ゆず味のケーキを作ってた。日本ではゆず産地のお土産コーナーでしかあまりゆずの物を見たことないけど、フランスのトレンドときいて心がときめきましたよね(そんなゆず好きじゃないけど)

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素材(野菜や肉)だけじゃなくて加工品の質と種類も最強。百貨店の食品館に行くとマスタードだけで100種類くらい並んでてすごくブランド同士戦ってる雰囲気がした。この感じ大切よね、常にライバルがいるから戦わなくてわって感じ。

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Brasserie Rosie

もともとはトリュフつくってる会社かなんかのレストラン。花丸でした。

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行ったレストランたちを備忘録+ごり推したくてのせるつもりだったけど疲れたのでこれにて食編、完。