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ヨーロッパに住むことを夢みつづけ、イギリスに住むことにした20だいこうはん、Millennialおんな。

クォーターライフクライシスってやつ

30歳になりました。なんのストレスもものすごい大きな悩みもかかえてないけど負の洞窟にいる気分です。まさにこれがクォーターライフクライシスってやつ。対象となる負のスパイラル題目は この国に住む大きな理由探し。理由特になし。ただヨーロッパに住みたかっただけ。今この国では本当に物価上昇で、何もかも引っ越してきた4年前をは大違い。公共交通機関の値段も毎年あがるし、家賃なんて9月から、5万5千円あがったし。毎月の家賃が+5万5千円ですからね。毎年あがるの家賃。来年の9月は5万よりあがるかも?お金のない人は残念だけど、ごめんねって国。かといって今の暮らしの水準は下げたくない。やはり年を重ねるにつれて生活をかえるのはめんどう。(今はこんなこと言っていられるくらいなのでいいけど。)

そんなわけで、毎月35万円くらい家賃という名の川にお金をすてる行為をして、パッションもなんもないのに、この都市にしがみついて、貯蓄の心配しているのはなぜ?ということです。7月から9月頃までかなり荒れている気持ちがひそかに続いて。

 

9月中旬。王子(同棲中のパートナー)が家を買おうと言い出す。良い物件を見つけたと。

ちなみにロンドンの家相場は1ベットルーム(1つの寝室・ダイニングキッチン)で5600万円ね。(もちろん中心街ではない)そんな値段で1ベット買う理由はないわけで。

イギリスでは家を買う方法がいくつかある。そのうちの一つ。 シェアードオーナーシップ。お金のない若者(所得の上限あり)にも家を買いやすくするために、政府機関と共同で家を買うシステム。つまり、家の50%は政府が購入/保有し、残りの50%はその若者が保有可。保有パーセンテージは50%、75%などいろいろあり。まあ結局は自分のものにはならんということ。でも政府が関わってくるから購入値段をオークションにかけたりできないとのこと。競争率が高いロンドンでは家を買うとき提示金額より多く出すよって言わないと手に入らないことがほとんど。賃貸でも賃料をオークションにかけることがある。今の家に引っ越す前、家を探していた時、「賃料は~だけど、いくら払えそう?人気だからオークションすることにしたんだよね」と言われたことも。笑えない。

まあ、その王子が見つけた物件はシェアオーナシップの物件。6階建ての6階の部屋、2ベットルーム+リビング+別の部屋に鬼大きいキッチン+椅子とテーブルおけるベランダ。最強に素敵。3年ぶりくらいに心がバクバクして躍りました。ついにこの時がきた!と。物件見学。良い。エリアがちーん。残念。物件自体はかなりよい物件で、期待が高かった分説明すると悲しい気持ちになってくるので省く。完。簡単に言うと、犯罪率が月300件ということ。今住んでる家のエリアは毎月100件ほど。全てが殺害とかでは大事ではないけれど、まあ歩いていてちょっと心躍るエリアではなかったということ。

ロンドンで住むには、エリアをとるか、物件をとるか。でも今回物件を見に行って現実をあたらめて知ったのち、ロンドンに住む理由はとくになし。という気持ちが明確になった。とりあえず仕事上、ロンドンにはいなければいけないことと、王子がいるからにはイギリスにはいたいということ。なんだか少し気分が晴れました。

 

最近の話。

家のオーブンが壊れる。

賃貸(シェアハウス以外)であれば、洗濯機とキッチン系(オーブン、冷蔵庫やらたまに電子レンジ)、トイレなど壊れた際は全てオーナーの負担(もちろん自分でハンマーでトイレを自損したなどは話が別)、シェアハウスは家具はフルで全てついてくる。食器とかも。

んで、壊れたことをオーナーに連絡すると、新品のオーブンが送られてくる。

んで、オーナーの雇う、管理人みたいな人がやってきて新品を取り付けて、壊れたものも持って帰ってくれる。なんて素敵なシステム。

日本はオーブンを持つことは必要ではないし、持ってた方が便利じゃん?って思うくらい。でもこちらの国ではオーブンないなんて、え?となる。洗濯機は家の作り的にキッチンにつけなければいけない(日本のように洗濯機がお風呂場の近くにあるのはかなりレア。ほとんどの家がキッチンに洗濯機がある。)からオーブンと同じく確実についてくる。そしてこちらも壊れたらオーナー負担。

なんで日本の賃貸マンションは必需品である洗濯機やら冷蔵庫がついてこないのか、もちろん最近は電化製品付き物件とかあるだろうけど。公共の場、共有スペースではかなり尊重の心を持って、気を使って扱っている分、個人のスペース(家)では前のテナントがつかってた洗濯機・冷蔵庫はいやとか次のテナントのために綺麗に使わなきゃとか、共有したくないとか?個人のスペースでは自分の洗濯機じゃないと冷蔵庫じゃないと気持ち悪い的な?第一としてはオーナーが管理をするのがめんどくさいということだろうけど。

 

いちお、料理ログ用のブログなので、料理系の話。

夏休みプロジェクトで育てたサワド―スターター

ついに良い感じのサワドーブレッドが焼けるほどに成長する。

やはり酵母系を育てる場合、気温の安定しない環境である場合は、ヨーグルトメーカーとか、炊飯器とか確実に決まった温度を保てる物に頼らないとできなくはないけど無駄に時間がかかると感じた。

あとはパンを作る過程を極める。ダッチオーブンがあればとりあえず全てうまくいく。

 

パスタを作る。

簡単♪手打ち生パスタ1 by ☆mini☆ 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが388万品

超簡単。でも生地を薄く延ばさないとうどんになる。

 

夏休みプロジェクト ドーナツつくり バーベンハイマ―

家の近くに5ポンド(950円くらい?ロンドンの映画料金は普通15ポンドー2800円くらい)でみれる映画館があり(どの映画も5ポンド!)最強です。

たいして興味はなかったが、夏休み暇。ということでバービーを見に。やはりバービーで遊んでいた経験や思入れがある人たちはものすごく熱狂してたって感じ。30代40代の女子の皆様おピンクのお洋服着ている方がたくさんおられました。

子どもの頃バービーに1ミリもはまったことがなかったわたし(子どもの中学生になるまでは海外のものに全く触れる機会もなかった)ですが、楽しめました。バービーの映画セットが素晴らしかった。完璧なドールハウス。その完璧なドールハウスで人形役を忠実に再現していたキャストも素晴らしかった。

フェミニズムって常に討論されている今の時代に超良いタイミングでやってきたなって映画って感じた。バービーに懐かしみを感じながら女の子って最高ね!って女子の結束力がさらに強くなりそうな映画。

女性監督による映画、女性監督映画の中で興行収入が一位であること、とにもかくにも女子女子から始まって男子も絡まってきて結局女子>男子って感じ。何が言いたいかというとあまりフェミニズムというトピックに関心がないわたしにとっては強い思いは感じなかったということです。ただバービーランドのセットがとても良かった。あとマーゴットロビーやライアンゴスリンやらキャストがみんなしっかりした大人かつ、おそらくバービーであそんだ経験があるであろうという年齢層であることがとてもよかったと思う。これが若手の超人気俳優とかだとダメだったと思う。

この映画が成功したことで、アニメやゲームを実写映画化するブームだけではなくまた新しいブームがでてきそうな気がする。完

 

そしてもう一つ。オペンハイマーも見に行きました。なんでオ”ッ”ペンハイマーってみんな言うんだろうか。”ッ”がはいると変な感じ。こちらも全然興味なかったのですが、王子(現在同棲中のパートナー、もうすぐで出会って3年。ごりごりイギリス人)が一度見に行っててもう一回見に行きたいと言い誘ってきたので。王子の感想は”どの面においてもとてもよかった”とのこと。しっかり理解するには2回観るのが良いと。

というわけでまた5ポンドなら見るわということで近所の映画館にて。

感想、良かった。音楽やら、映像がとてもよかった。粒子やら星やら光やらの映像凝ってる~って感じで、爆弾を作っているっていう感じの映像がなかったけど、逆にその粒子やら、水やら光の映像で壮大なことが起きるよっていう感じを思わせてくれる感じ。戦争中の日本とのやり取りや被爆をうけた日本からの状況を映すシーンはなく、ただ爆撃後の日本の様子を1分ほど、台詞としてでてくる。

戦争映画ではなかった。核爆弾をつくることになった一連の流れとその後って感じ。ただ終わった後、すっきりした気持ちにはなれなかった。映画館で見る映画としては良い映画だったが、後味が悪い感じ。2回程日本に対して悪いジョーク、言い回しがでてくるが、それも複雑な気持ちになった。やはり他人事としてみれないので。

アメリカ人でも日本人でもない人の感想の中で、アメリカが核爆弾を作っていなかったとしてもロシアかドイツか他の国が核爆弾を作って、どこかの国に使っていたはず。でもアメリカが核爆弾を作って日本に使ったことで、核爆弾の恐ろしさを全人類が知ったわけで......

ちょっとまとめるのがめんどくさくなったので、そんな感じ。

 

昨日は一銭もつかってはいけない日(一昨日買い物しまくって1万ちょっと円消費(わたしにとってこれは大金))なのにどうしてもドーナツが食べたい。sainsbury's(イオンレベルのスーパー)の5個入りシュガードーナツが食べたい。王子に買わせに行こうか。いやダメダメということで、ドーナツつくることに。

物凄いよかった。油をあまり使いたくなかったので、玉子焼き用のフライパンで揚げましたけどありでしたね。

 

レシピはこの動画から↓

すごく明確なレシピで迷って何度も戻って見返すことがなかったほどとてもよいレシピ動画

www.youtube.com

夏休みプロジェクト あんこ作り編 ダッチオーブン褒め褒め編

 

納豆づくりの際、ダッチオーブンで大豆を煮て煮えムラがなく感動したこともあり、小豆をダッチオーブンと炊飯器を同時に煮てみることに。

材料は小豆と水と砂糖だけ。素晴らしい。(少しはちみつ!)

 

ダッチオーブンでは1時間程でここまでできた。

 

炊飯器は2回炊き(3時間程?)でやっと豆がほろほろに。でもそこから鍋に移して水分を飛ばして豆をつぶす作業があり。。。。。。

 

完全ダッチオーブンの勝ちです。炊飯器は電気、ダッチオーブンはガス(コンロ)だからダッチオーブンの方が経済的?とにかく誉め言葉しかでてきません。

 

べた褒めのTefalのダッチオーブンはこちら。

User manual and frequently asked questions Tefal Air Cast Aluminium Induction Oval Stewpot 30cm, Grey. E2558904https://www.tefal.co.uk/instructions-for-use/csp/2100126271

 

美味しいあんこを作るにははちみつを最後に少しいれること。

つくったアンコであんぱんこしらえ

ひらすら食べる。

 

ダッチオーブンで作るローストチキンは最強。

ジャガイモ、ニンジン、玉ねぎを適当に切って、鍋の下に敷き詰めて、その上に塩と油を塗ったチキンをボーンとおいて、溶かしバターをチキンにかけてローズマリーをちょこちょこのせたらオーブンへ

サンデーロースト、完成。

ヨークシャプディングは小麦粉と牛乳と卵を混ぜて、カップケーキ型で焼くだけ。

 

ダッチオーブンとローストディナー。洗い物も少なく最強。

 

夏休みプロジェクト 納豆つくりヨーグルトメーカー編

海外暮らしで必須なのは、日本食を再現する力

 

ということで納豆づくり再チャレンジ。冬はセントラルヒーティング(電気ヒーター)つけっぱなしの上で発酵させればよいけれども、夏はヒーターなし。イギリス7月後半からもう秋の気温、日中も20度いかない。現在朝10時14度。発酵させるために熱が必要ということでヨーグルトメーカーで発酵させることに。

 

大豆を指でつぶせるまで煮て、煮た豆に買った納豆を1パックいれて(3パックの納豆550円のうちの貴重な1パック)混ぜる、できている納豆菌を増やす作戦。

ヨーグルトメーカーのスイッチオン

12時間後しっかり納豆菌増やせていることを確認。でもまだ粘り糸が水っぽい。糸が太い。あまりのびずにきれてしまう。

+5時間後

大豆一粒一粒に細かい糸がはっていて、よく伸びる。完璧。

 

24時間くらい発酵させた方が良いとのことだったが、ヨーグルトメーカー30度で17時間程をキープして完。

 

反省点

大豆の色がまだベージュって感じ、本来の薄茶色までするためには大豆を煮るときに柔らかくなるまでだけではなく、鍋の水がなくなるまで煮る(豆が鍋の中でカツカツって音を立てるほどしっかりと煮て、一粒一粒の水分もすこし飛ばす)

出来上がりも水分量がたっぷりってかんじだった→大豆煮て発酵はじめるときに容器にすぐ蓋をしてしまい、湯気が容器にこもってしまった?次回は、納豆菌を混ぜたら蓋をすぐせず、湯気を逃がしてから蓋をする?

 

まだまだつづく納豆研究。完

坂のうえからinリスボン

とにかく小道と階段、坂ばかりのリスボン。小道すぎて車は通れず、階段ばかりだから自転車はあまり見かけない。住宅街はすごく静かで歩いていても誰にも会わない5分間とかあり。

坂すぎてネットがつながらなくなることもあり。

1人で観光した時はちょっと怖く感じたが、坂をのぼれば、この景色

登りますよね~!

トラムはレトロで可愛い、と聞いてたけどまさにその通りです。

すごい小道をすごい勢いで走っていくのもたまらなく良い。

Lisbon's Iconic Vintage Trams - Through narrow streets in Portugal's Capital 2023 (E28 scenic route) - YouTube

可愛い陶器やタイルも町中にいっぱいあって

とっても可愛らしい街、リスボンって名前も可愛いし

物価も安く、天気も良く、喜んでまた行くなー!という町でした、完

 

坂道ドア天国inリスボン

好きな建築物は?ときかれたら坂に並ぶ家たち。そしてドアと窓と答えます。

とにかく坂がおおいリスボン。萌えました。最強。

 

こんな坂に家がずらーっとしてるの。たまらん。

 

パリに続き、ドア写真編。

まずタイルが可愛い。ポストが左下にある。その位置がたまらなく良い。坂がちょこっとある感じも。

クラッシックなやつですが、強そうでよし。

 

 

モダンな感じ。珍しかった。2が少し4より大きいのも良い感じ。

 

可愛い古いドア並ぶ坂道

 

このドアのドアノブに感動

ほら、手!指輪もしちゃって。洋服の袖もかわゆし。

 

ドア自体はシンプルだけどここに住みたいです。階段と階段にあるドアの家。

 

リスボンはマンションみたいな集合住宅みたいのがなくて、小さい家がこまごま並んでる感じ。やはりパリ程いいドアに出会わなかった。パリはマンションが多く、マンションエントランスドアというか門ですね。門だからかなり背の高いドアが多い。その門を入ったら中庭にいける感じ。